競馬配当「脱税」裁判、JRAに問い合わせ殺到
競馬の配当による所得を確定申告しなかったとして所得税法違反に問われた元会社員の男性(39)に対する大阪地裁の裁判が競馬ファンらの関心を集めている。
男性が得た“黒字”は、配当額から馬券全体の購入額を引いた約1億4000万円。一方、大阪国税局が指摘した課税額は約5億7000万円と、男性の黒字分をはるかに上回ったからだ。日本中央競馬会(JRA)などには、課税の仕組みについて問い合わせが相次いでいる。
男性は2007~09年、馬券購入に計約28億7000万円をつぎ込み、計約30億1000万円の配当を得た。国税庁は通達で、競馬の配当を「一時所得」に分類し、必要経費として控除されるのは当たり馬券購入額だけとしている。男性は裁判で、外れ分を含む馬券の購入総額を経費として認めるべきだとし、無罪を主張している。判決は5月23日に言い渡される。
国税庁は、競輪の車券の払戻金、懸賞の賞金、福引の当選金なども「一時所得」にあたると定めている。会社員の場合、給与以外の所得が年20万円を超えれば確定申告が必要。特別控除などがあり、競馬では年90万円超の黒字になれば申告義務が生じる。一方、宝くじやサッカーくじ(toto)は公共事業やスポーツ振興に役立てられるため、所得税が課されない仕組みになっている。
柳原可奈子、笑顔で「知っとこ!」出演 父死去で一週休む
タレントの柳原可奈子(27)が16日、レギュラーを務めるTBS系情報番組「知っとこ!」に2週間ぶりに出演した。
柳原は父・清さんを6日に亡くし、9日の同番組を休んだ。16日の放送ではお笑いタレントらしく明るい笑顔を振りまき、東京・上野動物園のパンダやハワイのグルメなどについて報告。番組冒頭でもエンディングでも家族の死に触れることはなく、最後まで普段通りに振る舞った。
柳原は19歳の時に母を亡くし、清さんと2人暮らし。昨年12月のブログでは祖母と3人暮らしを始めたことを明かしていた。
【DeNA】ブランコ4号開幕へ準備万端
<オープン戦:DeNA-ソフトバンク>◇16日◇横浜
DeNAトニ・ブランコ内野手(32)がオープン戦4号を放った。1回2死無走者から、初球高めのチェンジアップをフルスイング。左翼席中段にたたき込んだ。
「ホームランを打とうというより、ボールを芯でとらえることを心掛けていて、高めのボールをしっかりとたたくことができました。開幕に向けて、いい形で準備できていると思う」と手応えをにじませた。