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震災後の貿易赤字12兆円=輸出低迷、燃料輸入増で

東日本大震災が起きた2011年3月から今年2月までの2年間の貿易赤字額が、累計で12兆円に達する見通しとなった。輸出は、震災による部品供給網の寸断による生産停滞、その後の円高、海外景気減速で低迷。原発稼働停止に伴う火力発電用の液化天然ガス(LNG)の輸入拡大で貿易赤字が定着したためだ。
 時事通信が16日までにまとめた民間エコノミストへのアンケート調査では、13年2月の貿易収支は8700億円程度の赤字となる見込み。これを11年3月~13年1月の貿易赤字11兆2765億円と合わせると、2年間の累計赤字は12兆円を超える計算になる。