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台湾選手の申し立て認めず―CAS=選手委選挙で違反と裁定

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、昨夏の国際オリンピック委員会IOC)選手委員会の委員選挙でテコンドー男子の朱木炎(台湾)がIOCに当選を無効とされた問題で、選手側の不服申し立てを認めない裁定を下したと発表した。
 CASは、IOCから文書による警告を受けていたにもかかわらず、禁止区域で選挙運動をし、名刺の配布やタブレット端末の活用といった候補者としての行動規範違反があったと認定。朱のこれらの行為が、ルールを守った他の候補者より投票で有利に働いたとした。
 この選挙では、陸上男子ハンマー投げ室伏広治(ミズノ)が朱と同様に行動規範違反を問われて当選を取り消された。室伏はIOCに決定取り消しを求めており、4月に聴聞会が予定されている。