速報ニュース-hatena

速報ニュース

体罰の豊川工陸上部監督、常習・悪質と停職処分

高校駅伝の名門校として知られる愛知県立豊川工業高校陸上部監督の男性教諭(50)による部員への体罰問題で、県教育委員会は13日、体罰は常習的で悪質だったとして、同日付で教諭を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。

 また、監督責任があるとして校長を減給(10分の1)1か月、教頭2人を口頭訓告の処分とした。

 発表によると、男性教諭は2008年度から今年度にかけ、部員ら30人に平手打ちや拳で殴るなどの体罰を計33回加えていた。昨夏には合宿中に男子部員の顔を両手で平手打ちし、鼓膜が傷ついた部員は昨年9月に転校。同10月には女子部員を平手打ちし、部員は同12月に退学した。この2件は学校も把握していたが、保護者から「表沙汰にしないでほしいとの要請があった」などとして、校長は県教委に報告していなかった。